昨年の後半から続いていました,積水ハウス総合住宅研究所と阪大・森本教授との共同研究も,年度末を向かえて,そろそろまとめにはいりつつあります。

打ち合わせを兼ねて,久しぶりに木津町に行って来ました。2006.3.17.
ちょっと早めについたので,高の原駅(近鉄)界隈を散策しました。
石のカラト古墳(カザハヒ古墳)があります。飛鳥時代のものだそうです。

「8世紀初めごろに構築された上円下方墳。下段は一辺13.8m、上段は直径9.2m。
下段には30cmほどの葺石があったが、上段の葺石はほとんど失われていた。
内部主体は15枚の凝灰岩の切石を用いた間口1.15m、奥行2.6m、高さ1.2mの横口式石槨。」とのことです。
その古墳のそばから,「万葉の小途」があります。なんと,この地は,「あおによし・・」の奈良山の辺り・・・丘ですけど・・・だそうです。
閑静な住宅街で,所々の空き地には梅が盛り・・・飛鳥の時に,気持ちが飛び立って・・というほどでもないですが,少し寒い気候も,それなりの風情でした。